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2011年08月02日(火)3DS用立体画像の作り方
立体視
前回の3DS用の立体画像の作り方の手順や、実際に作ってみて感じたコツなどを

私のやり方でまとめてみました。

わざわざここで見なくても、検索すればいくらでも出てくるでしょうし、

多分、用語とか間違えまくってたり、もっと効率の良い方法が存在すると思います。



…が、こんな記事でも、ケモノ3D画像が増えるキッカケになればいいなーってことで載せてみます。

メンドクサイけど、興味のある方は試してみてください。



でも検索でノンケさんが迷い込んできそうでコワイ。


↓長いのでたたみました。



必要なもの・あれば便利なもの



 ・元画像

 ・レイヤ機能が使えるペイントツール

 ・seeneon

 ・ステレオフォトメーカー




1・元になる画像を用意する。


元となる画像です。まずはコレがないと始まりません。

立体表示にしたときに、映える構図のものがいいと思います。

写真や、輪郭線のない絵の方がやりやすいかもです。やったことないけど。

他人の画像を使うときの著作権云々は、自己責任でお願いしまっす。

2・デプスマップ(深度マップ)を作成する。



  デプスマップとは「元画像の、どの部分をどれだけ奥まったように見せたいか」を決める画像です。



  ↑これがデプスマップです。

 

  明るい赤で塗ってある(RGB値のRが高い)部分は、3D表示にした時に手前に表示されます。

  逆に、黒に近い色で塗ってある(Rが低い)部分ほど、3D表示にしたとき、奥の方に見えます。



  上の画像の例では、画面手前にある足は明るい赤、奥側にある壁などは暗くなっています。

 〜デプスマップの作り方

  元画像を、レイヤーを扱えるペイントソフトで開きます。

  元画像レイヤーの上に、新規レイヤーを作成し、赤色をぐりぐり塗っていきます。



↑手前にあるものほど、明るい赤で塗りましょう。

  デプスマップのレイヤーを乗算にしたり透明度を変えたりして、

  元画像の形を確認しながら塗るといいと思います。

  パーツの輪郭より少し大きめに塗った方が、綺麗に立体に見えます。





  深度差はクッキリと色分けをする必要はありません。

  黒→赤 とグラデーションをかければ、

  その部分は立体表示にした時にも 深→浅 と滑らかに飛び出して見えます。





 背景と人物などで、別のレイヤーにして塗り分けるとラクかも。

 わかりにくいですが、↑は背景のデプスマップです。カーテンやら枕やら布団やら。

 床や布団は、奥に行くほど暗くなっています。

 …が、今回はちょっと掛け布団が不自然に飛び出してしまいました。





 ↑元画像と、デプスマップを乗算で重ねたものです。

  上の方で書いた「パーツより少し大きめに塗る」というのがお分かりいただけるかと……。

  左足の辺りとか、輪郭より赤色がはみ出してるでしょー。



  完成したら、デプスマップを保存しましょう。bmp形式で問題ないはず。

  元画像に乗算したままで保存しないように。





3・seeneonを使って、元画像とデプスマップを合成する。



  seeneonを起動し、「メイン画像」と書いてある所に、元画像をドラッグ&ドロップします。

  「高低差情報」と書いてある所には、デプスマップ画像をドラッグ&ドロップします。



  3DS用の立体画像を作るときは、「平行法」を選択しましょう。

  出力サイズは「高さ」にして、元画像と同じ高さのピクセル数にすればいいんじゃないでしょうか。多分。

  でももしかしたら、あんまり大きいと3DSで表示されないかも???

  視差の値はいろいろ作って試してみるといいと思います。が、あんまり大きい値にするとマトモな立体に見えません。

  30〜60ぐらいで良いかと……。



  全部設定したら、生成ボタンをクリックします。

  保存フォルダで指定した場所に、2枚1組の画像が作成されたはずです。

  立体視が出来る方なら、この作成した画像で試してみましょう。

  3Dに見えますか?小さめに表示するとやりやすいはず。

  この時点でおかしな所に気づいたら、デプスマップを調整しに2まで戻りましょう。メンドクサイね。



  左の画像の右足、右の画像の掛け布団が切れておかしな表示になっていますが、

  気になる方は、あとで画像の端を切り落とせるのでご安心を。

  多少画像がぼやけた感じになってしまうのは多分しょうがないです。


4・ステレオフォトメーカーで、mpo形式のファイルを作る



  さて、せっかく作った立体視の画像も、そのまま3DSに移しただけでは立体画像になりません。

  先ほど作ったファイルを3DSで立体表示させるには、mpo形式というものに変換しなければなりません。

  まずはステレオフォトメーカーを起動し、ファイル→ステレオ画像を開くを選択し、先ほどの2枚1組の画像を開きましょう。



  画像の左右端に立体に表示するものがあると、その部分の絵が切れたり、歪んだりすることがあります。

  そこで、画像の両端を切り落としたい(トリミングしたい)方は、キーボードのBを押しましょう。

  画像にカーソルを合わせると十字の線が出ると思います。

  画像上でドラッグすれば、トリミング後に残る範囲を選択できます。

  その後、選択した範囲をまたまたドラッグで位置調整すればトリミング完了です。

  スクリーンショットを載せれば解り易いんでしょうけど、何せケモノでホモでエロの画像を扱ってる説明で、ソフトの作者様に掲載の許可を取るのも忍びないので……。



  切り落としが完了したら、今度は ファイル→一括ファイル変換 を選択します。

  出力ファイル形式の、右のプルダウンメニューはMPOを選択しましょう。

  設定が終わったら、右下にある選択画像一括変換開始ボタンをクリック。


  そのままのファイル名だと3DSで表示されないので、保存したMPOファイルの名前を変更します。

  アルファベット3文字+アンダーバー+数字4字ならなんでも良いです。全部半角です。(例:ABC_0721.mpo)

  ちなみに、このファイルの拡張子を.jpgに変えれば、通常の画像ファイルのように再生できます。
  ネット上にアップロードすれば、PCからは平面画像として見られますし、
  3DSのブラウザでアクセスすれば立体画像としてみられます。


5・ニンテンドー3DSで見てみる

  ファイル名を変更し終わったら、3DSで使用しているSDカードのDCIM内

  数字3字+アルファベット5文字のフォルダに、MPOファイルを移動なりコピーなりします。

  SDカードの抜き差しは、3DS本体の電源がOFFになっている状態で行いましょう。



  いよいよ最後です。

  SDカードを3DS本体に戻し、ニンテンドー3DSカメラで、先ほど作ったファイルを再生してみましょう!

  どうですか?3Dにみえましたか?





  ……以上で、説明は終わりです。とりあえず私の知っている方法でまとめてみましたが、

  特にステレオフォトメーカーを使う辺りなんかは、もっと効率の良い方法があると思います。

  もっとお手軽な方法を、皆様もいろいろ探してみてください。

  そしてコータに教えて下さい(笑)
コメント
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2011年08月11日(木)更新?情報
その他 / お知らせ
ちょっと前の話ですが。

原付買ったよー!

事故ったよー!

原付壊れたよー!\(^o^)/


停止線で停止しないで急に出てきた車を避けたらすっ転んだよ!
あ、私も相手も元気なのでご心配なさらず。




今までに日記に載せた絵をギャラリーページにも掲載しました。よー。
コメント
  • Sin(2011/08/16 19:59)
    事故ですか・・・ちゃんと警察は入れましたか? 後々問題になる事が多い事故原因なので、しっかり対応してもらった方が良いですよ。
  • 幸田コータ(2011/08/16 20:37)
    Sinさんありがとうございます。ちゃんと対応してもらいましたよー。微妙に警察の対応が嫌な感じでしたが。
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